ハッチのブログ


3年間のアメリカ生活をおえて、
5歳の息子と1歳の娘、夫と、東京下町で暮らす。
5歳の息子は英語を維持できるのか?
いよいよ11月からパートタイムで仕事復帰!!!

にほんブログ村 マタニティーブログへ にほんブログ村 子育てブログへ

待っていました!米 オバマ政権 途上国の女性に対する政策もチェンジ!!!

待っていました!米 オバマ政権 途上国の女性に対する政策もチェンジ!!!
日付:2009-01-29 02:55:43 コメント(17) トラックバック(2) 日記

 アメリカの大統領となったオバマ氏になにを期待していたか? アメリカに住んでいても当然!選挙権もないわたしが個人的には何を待っていたかといえば、途上国の女性の健康問題に最も関係ある政策の転換!!!

 
 ちょうどわたしがジョイセフで広報・アドボカシーの仕事をし始めた2001年、ブッシュ政権が誕生した。同時に、リプロダクティブ・ヘルスの国際協力分野にも大きな影響があった。それは、ブッシュ政権によって、通称グローバル・ギャグ・ルール(口封じの世界ルール。公式にはメキシコ・シティ政策と呼ばれる)がとられたからだ。

 その政策によって、ジョイセフのパートナーでもある途上国で女性の健康を向上させるために活動している家族計画協会などの現地NGOは、いかなる形であれ中絶に関わりのある活動を少しでも行っているとなると、アメリカからの資金援助は受けられないという状況になった。米国からの資金援助を受けるためには実際に中絶にかかわりのある活動は一切行いませんというような署名をさせられるようになった。

 さらに、途上国のリプロダクティブ・ヘルス支援を行っている国連機関である国連人口基金もアメリカからの資金拠出が凍結されてしまった。

 この中絶に関わりのある活動を行えば資金を得られないという政策。途上国の女性の健康問題をまったく無視しているともいえる。女だけの責任で妊娠するわけはないのに、やむをえず中絶を選択しなくてはならない女性が、安全な中絶にアクセスできない状況に陥る。そして、安全でない中絶で命を落とすのは男ではなくて、

 オバマ大統領は、そんな状況を覆す政策転換をしたわけだ!!! 当然だ!といいたいが、でも、やっぱりすばらしい。

この記事へのコメント

さくらんぼ さんより
女性の権利

中絶をどんな理由であれ宗教上の理由で法律で禁止するようなことはあってはいけないと思います。
オバマ氏はその点、中立な立場で公平に中絶問題を見ているようなので安心しました。(アメリカが世界に与える影響は良くも悪くも大きいですからね・・・)
中絶の絶対禁止で苦しむのは女性ですものね。まさに女性の人権を無視したブッシュ政権、おさらば出来て多くの人が胸をなでおろしているでしょうね。
勉強になる記事をありがとうございました。また伺います。
anchoretsu さんより
知らなかったです。

え?恥ずかしながら、今頃、知ったブッシュのお粗末政策。。
中絶に対してマイナスイメージが強い日本。しなくていいならそれに越したことはないと思われますが、色々な事情から中絶を選択する自由は必要だと思います。妊娠って女性だけでするわけではないし望まない妊娠だってあります。なのに女性だけ危険な思いをして命を落とすのはナンセンスです。
産む産まないを選択するのは当たり前の女性の権利だと私は思います。。
当たり前のことをしただけなんですがオバマってすごいかも??
Mike Ross さんより
子供を殺す事は良いことなのかな?

なぜ、子供を殺す事をサポートするのですか?なぜ、赤ちゃんを殺す必要があるのですか?

なぜ、子供を産んでその後、養子に出す選択肢がいけないのでしょうか?

確かに産みたくない子供はいるでしょう。しかし、その子供には罪は無い。殺される理由はない。これは宗教の問題ではなく道徳の問題では?税金を使ってまで、中絶を行うサービスを含める活動を行う必要はあるのでしょうか?

これほど沢山の人が中絶に賛同するのであれば、アメリカ政府からではなく、民間でお金を集めて、中絶のサービスを行う施設を作れば良いのでは?

ミッチ さんより
私もホッとしたよ。

ハッチ、私も「オバマやるぅ~~~!(^^)」って家で叫んだよ。

よく誤解されてしまうんだけど、これは中絶を奨励することではないんだよね。
私たちジョイセフも、中絶をしろしろと、奨励なんかしていない。

たとえば、被災地でレイプされ、望まない妊娠をする女性がたくさんいる。そして法や公的に中絶が認められない国々では、闇で安全でない中絶が行われ、そんな中多くの女性が亡くなり、また二度と産めない体になることも多い現状。

中絶が公的に認められるというのは、そういう選択肢(チョイス)を与えるということに重要な意味があると思う。安全に人工妊娠中絶が行われること、それを女性が自ら選択できること。
それが女性の権利としてあるということ。

どうしても、生まれてくる命の大切さばかりが尊重され、産む命はないがしろにされてしまいがち。
今、地球上に住む66億人の人は、みんな女性から生まれてきたんだよー、産む性をみんなで守ろうねー!と私は声を大にして言いたいな。
ハッチ さんより
世界的に認められている権利

 さくらんぼさん コメントありがとうございます! 1994年にカイロ国際人口開発会議、そして1995年の第4回世界女性会議で、産む産まないを個人やカップルが選択することができる、つまり、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを保障することが世界的に合意されました。もちろん、当時のアメリカからの代表も合意したわけです。
 政権が変わってもこういう大切な合意は守り続けてほしいと思います!
ハッチ さんより
望まない妊娠の予防

 anchoretsuさん コメントありがとうございます! おっしゃるとおり、誰だって、中絶をしなくていいならそれに越したことはないと思います。望まない妊娠の予防というのは重要な活動だと思います。
 どんな女性も、妊娠も出産も命がけですよね。本当に身体をはっているんですからね。
ハッチ さんより
ギリギリの選択を迫られた女性の命を助けたい!

 Mike Rossさん 
コメントありがとうございます! わたしは、オバマ政権の政策は、けして中絶を奨励する政策だとは思いません。ある意味、中絶というギリギリの選択をやむえなくしなくてはならない(もしくは、安全ではない中絶をせざるえなかった)女性の命を救うのが目的なんだと思います。あくまでも、途上国の妊娠している女性の健康を向上させて、妊産婦の死亡率を下げることがアメリカの使命だと考えているからだと思います。「妊産婦死亡率」をさげることはミレニアム開発目標http://www.undp.or.jp/aboutundp/mdg/mdgs.shtmlの5つめにもあげられています。税金をつかって問題解決をする必要のあることだと思います。
ハッチ さんより
禁止しても女性の健康は向上しない

 ミッチ コメントありがとう! 極端なことをいえば、ただ中絶禁止といわれたって、やっぱり闇での安全でない中絶をして合併症になったり、命を落とす女性は減らないと思う。本当に妊産婦の健康を向上させるためには、家族計画や避妊のための情報とサービス、そして安全な中絶へのアクセスなども含めた包括的なリプロダクティブ・ヘルスサービスが必要で、当事者である女性が選択できる状況にあることが不可欠だよね。早くそんな世の中になることを夢みているよ!
MikeRossTky さんより
アメリカがやらねば?

ハッチさん、

妊産婦死亡率と中絶に対する資金提供との関係が理解できないのですが、教えていただけますか?中絶した段階で妊婦ではなくなるので妊産婦の死亡率とは無関係としか私には見えません。

この8年間、アメリカからの資金無しでのこの8年間で違いがあったのでしょうか?

また、他のコメントの中の”法や公的に中絶が認められない国々”と書かれていますが、これはアメリカがお金を出す出さない以前の問題ではないでしょうか?アメリカがお金を出していたとしても、違法なことはその国では出来ないのでは?

レイプされてのコメントは確かに理解はできますが、やはり、”それでも子供が産める”環境を作る事も対策のひとつではないでしょうか?

”安全な中絶へのアクセスなども含めた包括的なリプロダクティブ・ヘルスサービスが必要”と書かれていますが、なぜ、中絶を含めないと包括的にならないのかがわかりません。

他のコメントで、中絶を”権利”とみなすのもおかしくないですか?命を奪う権利を権利とするのは非常に疑問に思えます。子供を一人しか産めない、政府が個人・カップルに対して生んではいけない、政府が中絶を強要するなどは権利を踏みにじる事だと思いますが、命を奪う権利はあってはならないのでは。もし、政府同士、NGO団体がそのような命を奪っても良いとする事にアメリカ政府が合意したのなら、その様な条約を無視するのは当然ではないでしょうか?

オバマ氏の今回の大統領宣言は海外での実務レベルの問題の解決ではなく、国内の”女性権利”などを語る団体向けではないでしょうか?

ほんとにこのような問題に対応するのなら、根本的な政治の問題を解決する意欲の方が重要ではないのでは?この点ではブッシュ大統領がアフリカからすばらしい評価(メディアでは取り上げられていないが…)を頂いているし、アフリカの独裁者をサポートするヨーロッパの国々の政策の見直しを訴えた方が良いと考えます。オバマ氏がいかに開発途上国に自由な政治、女性を踏みにじる文化・社会を変えるための努力をアメリカだけではなく、国連・ヨーロッパに働きかけるかが重要と思えます。

MikeRossTky
苺畑カカシ さんより
リンクしました

なぜかトラックバックがつながらないので、コメントで連絡します。リンクは下記の通りです。

http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/01/whats_so_great_about_abotion_i.html
ハッチ さんより
リプロダクティブ・ヘルス分野の国際協力

 MikeRossTkyさん コメントありがとうございます。
 議論の背景にあるこのリプロダクティブ・ヘルス/ライツという概念は、基本的には「産むか産まないか」は自分で決められるという自己決定権が根底にあります。つまり、政府などに、「子どもを何人産みなさい!」とか「産んではいけません」などと言われないで、女性は自分で「産むか産まないか」を自己決定するこができます。そして、さらに、政府などから女性なりカップルがそういう選択ができるためのサービスを提供されることがも権利として含まれています。
 そのようなことをアメリカ政府も「カイロ行動計画」など国際文書に合意しています。
 アメリカがこの分野への資金をストップしている間、ヨーロッパ諸国などが中心となって資金拠出してきました。なので、さらに、このまま、アメリカも資金拠出を再開すれば、よりいっそう問題解決に近づいていけると思います。
 
ハッチ さんより
世界中の女性にリプロダクティブ・ヘルス/ライツを!

 苺畑カカシさん 
 リンクのご連絡ありがとうございます。世界中のどこに住んでいようとも、女性もしくはカップルが、産むか産まないかは自分たちで決めるという自己決定ができる環境にしていこう!と、1994年に合意された「カイロ行動計画」、そして、1995年の「北京行動綱領」で世界の国々が合意したことです。今回のオバマ政権の政策転換は、ここで合意されたことをさらに前進させるために不可欠だと思います。
MikeRooTky さんより
ICPD

ICPDの目標ページ(http://www.un.org/popin/icpd/infokit/infokit.eng/4goals.html)に行ったのですが中絶と言う言葉は一回も書かれていません。そしてICPD at 10のページに行くと、HIVや女性虐待などがメインのトピックとなっています。

Africa.comでの記事を読むと:http://allafrica.com/stories/200811171319.html

Bush was honored for the numerous initiatives his administration launched on health care, education and development. Bush's Millennium Challenge Corporation (MCC) has given grants of more than U.S.$3 billion to many different African countries. Bush said that MCC grants are making it possible for Africans to change their future.

Bush also addressed the President's Emergency Plan for HIV/Aids Relief (Pepfar), which received an additional $48 billion in funding this year after being extended by the U.S. Congress. It has supported treatment for about 1.7 million Africans.

アフリカの女性を助けてきたのはブッシュ大統領であると。ICPD(カイロ人口開発会議)の主旨はきちんとサポートされていると思われるのですが。逆に、UNFPAがなぜアメリカから資金を断ち切られたかを検証する必要があるのでは?中絶ありきではなく、女性の健康ありきの考えのズレではないでしょうか?

プロパガンダと実態の違いはどこから生まれているのでしょうか?

MikeRosstky



ハッチ さんより
北京行動綱領

 MikerossTkyさん
 コメントありがとうございます。
 とくに中絶についは、北京行動綱領http://www.un.org/womenwatch/daw/beijing/platform/health.htmの106(k)に書かれています。
 In the light of paragraph 8.25 of the Programme of Action of the International Conference on Population and Development, which states: "In no case should abortion be promoted as a method of family planning. All Governments and relevant intergovernmental and non-governmental organizations are urged to strengthen their commitment to women's health, to deal with the health impact of unsafe abortion [16] as a major public health concern and to reduce the recourse to abortion through expanded and improved family-planning services. Prevention of unwanted pregnancies must always be given the highest priority and every attempt should be made to eliminate the need for abortion. Women who have unwanted pregnancies should have ready access to reliable information and compassionate counselling. Any measures or changes related to abortion within the health system can only be determined at the national or local level according to the national legislative process. In circumstances where abortion is not against the law, such abortion should be safe. In all cases, women should have access to quality services for the management of complications arising from abortion. Post-abortion counselling, education and family-planning services should be offered promptly, which will also help to avoid repeat abortions", consider reviewing laws containing punitive measures against women who have undergone illegal abortions;
MikeRossTky さんより
中絶ではなく、出産と言う選択肢いを文化でサポート

ハッチさん、

返答ありがとうございます。リサーチをすればするほど、今回のオバマ氏がとった行動は国内中絶サポート団体に対しての政治的行動であって、アフリカや他の発展途上国での”Reporductive Health"とは関係ない事だと思います。 このブログでのコメントを読んでも、アンチブッシュが根本にあるかと思います。中絶の選択肢をアメリカが提供しないと女性が守られないなどと言う理屈は通らないと思います。

中絶ではなく、命を大切にして子供を自分で育てられる、他人に育ててもらう選択がカルチャーの面からも推奨される社会がベストな社会だと私は思います。経済が発達した国々では人口が減ってきています。経済が発達し始めると、人口増加率は減ります。その為にも、この様な文化を創る必要があると思います。
ハッチ さんより
アメリカ国内も

 MikeRossTkyさん

 コメントありがとうございます。望まない妊娠が減り、中絶件数が減ることは重要なことだと思います。オバマ大統領も選挙キャンペーンのときに、アメリカ国内の中絶を減らすことが目標だと述べているようですね。http://www.cnn.com/2008/POLITICS/08/21/religion.politics/
MikeRossTky さんより
具体的な政策を見せていただきたいですね

頂いたリンクは昨年の8月、選挙の前の発言です。中絶を減らすとの目標は大いに歓迎です。しかし、政治家の目標発言と実際の政策には良くギャップがあります。すでに海外の”Reproductive Health"に税金を使って中絶が容易になる環境をサポートしている政治家どのように目標を現実かするかしばらく見てみます。

人の命が何時始まるかは話したがらない、すなわち現実を無視したい政治家から中絶を減らすという目的達成はいかがなものでしょうか?

この記事へのトラックバック

オバマ大統領の就任第一週:迅速と愚鈍と権威主義

バラク・オバマ大統領について評価を下すのは、1月20日の就任から1週間しかたって
オバマ中絶容認

アメリカ合衆国で、オバマ政権が誕生して、「チェンジ」の効果が 現われたことのひとつに、妊娠中絶規制の緩和があります。 「オバマ米大統領:人工妊娠中絶支援団体への援助規制、解除へ」 「中絶援助の規制解除 保守派と対立確実 署名は非公開」 具体的には、海外で妊娠中..

この記事へコメントを投稿


Copyright Since 2006-2008 ©Japanese Organization for International Cooperation in Family Planning All rights reserved. Powered by GaiaX Co. Ltd.