KnK-Staff


国境なき子どもたち事務局スタッフがお届けします

2009年3月

ドーナッツから広がる支援の輪
日付:2009-03-25 21:50:14 コメント(0) トラックバック(0) home

昨年の12月にSayLOVE2008を通じてご支援くださった
ドーナッツプラントさまの店長会に参加させていただき、
KnKの活動紹介や、いただいたご寄付をどのように、
誰のために使わせていただくか、ということを報告してきました。

SayLOVE2008主催者のチャリティ・プラットフォームさまからは
「店長会」という風に聞いていたので、私はてっきりおじさま方に
囲まれて話すのだろうなあ、という先入観で臨んだのでした。

ところがどっこい、店長の皆さんは学生さんかと思うほど若い方々で、
そして、半分以上は女性だったように思います。
とにかくエネルギーで満ち溢れている店長会でした。

SayLOVE2008のハッピーリングプロジェクトで集まったご寄付ですが
カンボジアの「若者の家」で暮らしている青少年、約50名の食費として
使わせていただくことになりました。

「若者の家」には現在15歳から20歳前後の男女54名が暮らしており
それぞれに勉強や職業訓練に励んでいます。
お腹のすいた時にはご飯が食べられる、という安心感があるからこそ
彼らは色んなことにチャレンジできるのだと思います。

ドーナッツプラントさまを始め、SayLOVE2008でご支援くださいました
全ての方に、深く御礼申し上げます。



ドーナッツプラント各店の店長の皆さま、
及び店舗を運営する株式会社ビッグイーツのスタッフの皆さま


国境なき子どもたちスタッフ 松浦(30代/♀)

6年ぶりの再会
日付:2009-03-23 18:43:16 コメント(1) トラックバック(0) home

2年ぶりにカンボジアを訪れた。

2年という時間は、若者の家の子どもたちをたくましくしていた。
この家では子どもたちの笑顔が絶えない。
卒業生にも会った。
ビジネスマンになっていた子や、
結婚して幸せな家庭を築いている子もいた。

滞在先のホテル付近である少女に出会った。
4歳の子どもを抱えた19歳の少女。
顔が似ていたが彼女の子どもだろうか。



撮影した写真をホテルでチェックしていて、あることに気づいた。

「あの子だ!」

2003年のときの写真。



夜が明ける前に撮影の準備をし、
路上で寝ているこの子が起きたてのところを撮影した。

「似てる。あの子、女の子だったんだ。」

今19歳だから、当時13歳。
一見幸せそうに見えるKnKの子どもたちも若者の家に来る前は、
こうした路上生活をしながら生き抜いてきた。

自分の人生がいかに生ぬるいものか。

今度はフィリピンでの撮影。頑張らにゃ。

国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)

行きつ戻りつ、前へ
日付:2009-03-17 11:37:16 コメント(0) トラックバック(0) home

ベトナムに出張に来て、思いがけない出会いがありました
ホーチミンシティのKnK活動地で
一人の青年に再会したのです。
Phoung、現在25歳。
1998年に初めて出会ったころは15歳でした。
彼は、KnKが活動を始めるきっかけとなった子のひとりです。

公立のストリートチルドレン収容施設で、
職業訓練という名の下にサーカスの練習に明け暮れつつ、
施設を出なくてはならない年齢に達し
先の見えない将来に脅えるばかりの少年でした。


若者の家で暮らしていた当時18歳のPhoung


Phoungのような子どもたちに、大人になるまでの数年、
勉強し将来に備える時間と機会を提供したい、
そう考えたのがKnKの出発点です。

その後、PhoungはKnKが開設した「若者の家」で
数年を過ごし、卒業後は、サーカス団に加わってみたり、
いくつもの仕事を転々とした後、風の便りに
ベトナムのどこかの島で働いているらしい、
というニュースがもたらされたのが5年ほど前。
それ以来、連絡は途絶えていました。

KnKは、彼と出会ったストリートチルドレン収容施設での
活動を今日まで変わりなく続けていますので、
今回の出張でもその活動地を訪れました。すると、
あのPhoungがその施設のサーカスクラブにいました。
ホーチミンシティに戻ってきていたのです。
市内のレストランでコックさんとした働きつつ
非番の日には自分の育った施設を訪れ、
後輩となるサーカスクラブの子どもたちを
ボランティアで指導していました。


現在25歳になったPhoung


再会するやいなや、5年前は一言もしゃべれなかった英語で
昨年末まで島の五つ星ホテルの厨房で働いていたこと、
友だちもなく、イタリア人のシェフのもと
同僚もお客も外国人ばかりだったので
英語を身につけなければやってこれなかったこと、
厨房での仕事は皿洗いから始まり調理を任せられるまで
何年も耐えたこと、
そこを退職する時には、ホテルの支配人が
次の職場のために推薦状まで書いてくれたこと、
長い間KnKに連絡できなくて
申し訳ないとずっと思っていたこと、
新たにホーチミンシティのレストランで働いて
お金を貯めたら自分の店を出したいこと、などを
堰を切ったように話してくれました。

次の日、彼が働いている店に昼食に行くと
厨房から出てきて
「メニューにある料理は全部作れるよ、どれでも注文して」と胸を張る彼をみて、
改めてたくましくなったなと思いました。


どれも本当に美味しい料理ばかりでした


私たちの人生は、線で表すとしたら恐らく
誕生から成人、老後へと緩やかな曲線を描くことでしょう。
一方、KnKの子どもたち、卒業生たちの人生は、
子ども時代にすでにらせん状あるいはジグザグに
行きつ戻りつし、子どもから大人になる段階でも
前進と後退を繰り返しているように見えます。

それでも、10年という長いスパンで見ると
どの子の人生もそれぞれ確実に前へと進んでいる、
そんなことを改めて実感させられたベトナム出張でした。

国境なき子どもたちスタッフ JK(30代/♀)


【KnKのベトナムでの活動についてはこちら】

CD-RもKnK仕様
日付:2009-03-13 18:24:54 コメント(0) トラックバック(0) home

先日、バングラデシュのKnK事業地からデータCDが
郵送で送られてきたので、早速開封してみると・・・



まず日本では見られない、パッケージ。

KnKが子どもの教育支援をしている団体だから、
スタッフがパッケージにまでこだわったのか?
中身が裨益者に関するデータCDだったから、
このようなパッケージを現地でわざわざ
作ってくれたのか?
特に手は加えてないこのままのパッケージで
CD-Rが売られているのか?

などなど、次々と疑問が思い浮かびましたが、
書かれている文字もベンガル語なので私には
一切読めない・・・
CD-R到着のお知らせのついでに
現地の日本人スタッフに聞いてみたところ、

『事務所近くの日本勤務経験のある日本語が流暢な
現像店の主人のお子さんの写真のようです。
自分の子どもの写真をパッケージに使っているようで、
店のカウンターにもモデル写真としてたくさん貼ってあります!』

とのこと。

ほー、そうなのか。



ちなみにこの写真に写っている刺繍のハンカチーフは
バングラデシュで行なわれているKnKプロジェクトの一つ、
職業訓練で女子が作っているものです。

国境なき子どもたちスタッフ 足立(20代/♀)

フランス大使夫人ご来訪
日付:2009-03-05 12:03:12 コメント(0) トラックバック(0) home

3月3日ひな祭り、曇り空、朝の気温4度。冷え込みの厳しい朝、
フランス大使夫人マダム・フォールをお迎えするという特別な日となりました。

10時30分に下落合の事務所にご到着。
狭い玄関で靴を脱いでいただき、応接間にご案内。
といっても、一軒家のドアを開けて一歩入ったキッチンが、
お客様をお迎えする場所。宮尾会長、ドミニク事務局長から、
次々にスタッフにご挨拶。その後KnKの活動紹介に入りました。

ドミニクがKnKの歴史について、そしてつい最近訪問したばかりの
ミャンマーヨルダン、そしてカンボジアのプロジェクトなど、
詳細にご説明。大きな茶色の瞳に豊かな黒髪を揺らし、ときどき
頷きながら熱心に聞いてくださる姿は、まるで映画女優のようです。


ご熱心にお話を聞かれるフランス大使夫人


美貌とスタイル、やさしさとインテリジェンス、そしてなんと言ってもおしゃれ!
グリーンのフィットした短いジャケットにダークグレーのパンツ。
さすがフランスのトップ外交官夫人と見とれているうちに、
1時間半のご訪問は終わりました。




最後にスタッフの母上様からのお花にも目を留め、KnKからの
わがままなお願いも聞き入れていただき、次のお約束までしていただきました。

外で待っていた穏やかな顔立ちのドライバーの方は、お墓の側の
細い道なので、他の車が来ないように祈りながらお待ちになって
いただろうなと想像しつつ、皆で車が見えなくなっても手を振りつづけていました。



ありがたいことに
『シリーズ・KnK、VIPと出会う』は、しばらく続きそうです。

国境なき子どもたち専務理事 守谷


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