KnK-Staff


国境なき子どもたち事務局スタッフがお届けします

2008年10月

泣いてはいけません。
日付:2008-10-31 18:48:38 コメント(0) トラックバック(0) home

最近、年をとったのか涙もろくなった気がする。
涙もろいといっても、別にわんわん泣くわけではない。
涙が溢れるわけでもない。

これまで多くの子どもたちと出会い、
彼らの現状を目の当たりにしてきた。

それは現地の子どもたちに限らない、
日本のレポーターたちの帰国後の成長も見てきている。

仕事で映像の編集や文章を書いているとき、
そんな彼らの姿が頭をよぎり、目頭が熱くなることがある。

こんなこと前はなかったのに…。

いけない、いけない。
自分が感傷的になっては、人に真実が伝わりにくくなってしまう。

こういう感情を内にキープしつつ、冷静に仕事をしなくては。

国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)

一番の変化
日付:2008-10-30 14:48:55 コメント(0) トラックバック(0) home

途上国の子どもたちに教育の機会を与えることで、
何がいちばん変わると思いますか、
と、雑誌の取材で記者のかたに尋ねられた。

何がいちばん変わるだろう?

取材が終わってからも、仕事が終わってからも、
帰り道もずうっと考えてみた。

変わる点はたくさんあるだろうけれど、
一番の変化って?

私は、KnKの活動地で、子どもたちの
勉強するのが楽しくて楽しくてたまらない、
という場面にたくさん出会ってきた。
それが将来の経済的な自立に直結するかどうか
という視点からではなく、
新しいことを学ぶこと、知らなかった世界を見ること、
できなかったことができるようになったこと、
その喜びが様々な形で溢れ出る瞬間に
たびたび出くわしてきた。

そして今、思うのは、
学ぶ楽しさ、勉強する喜びを身をもって実感した
彼らは、近い将来、自分が親になったときに
同じ喜びを与えてあげたい、つまり
子どもに勉強するチャンスを与えてあげたいと願い、
その気持ちをテコに大変な仕事や社会生活を
乗り切れるのではないか、ということ。

政情が不安定だったり、失業率がとても高いなどの
現実は、彼らが大人になってもさほど
好転していない可能性がある。
そんな中で、KnKで職業訓練を受けた子だけが
優先的に条件のいい仕事に就けるなんていうことが
あるわけもない。

はたから見たら、「日本からのサポートを受けて
何年も職業訓練を受けたのに、結局は貧困から
抜け出せていないじゃないか」と思われることも
あるかもしれない。

けれども、学ぶ喜びを覚えている限り、
彼らは親として自分の子どもに
勉強するチャンスをあげたいと強く願い、
そのために死に物狂いで努力するだろう。
家計のために子どもに一日中ゴミ拾いを続けさせたり、
労働力として子どもを手放すようなことはしないだろう。



教育の機会を提供し、
学ぶことの楽しさを知ってもらう。
それが次の世代の子どもたちを守る力につながっていく。
それが一番の変化なのかもしれない
などと考えた水曜の帰り道でした。


国境なき子どもたちスタッフ JK(30代/♀)

「活」はどこに?
日付:2008-10-27 19:00:47 コメント(0) トラックバック(0) home

「活」がいなくなりました。
どこにいったのでしょう??

「活」がいなくなったことに気づいたのは、
先日行った友情のレポーター活動報告会の会場で
設営をしている最中のことでした。

お金のないKnKでは、「使いまわし」
いや「リサイクル」は常識なので、
今回も以前作った横長大型バナー
『国境なき子どもたち活動報告会』
を使うことにして、会場に搬入したのでした。

ところで、「リサイクル」が常識のKnKでは、
「手作り」も常なのです。
というわけで、この横長大型バナーも
東急ハンズで買ってきた「貼りパネ」に、
事務所のプリンターで
KnKロゴ 国境】 
【なき子ど】 
【もたち活】
【動報告会】
と分割して印刷したものを、丁寧に貼り付けたものです。

それが、いざ会場で組み立ててみようとしたところ、
【活】だけが見当たらないのです。
どこに行ってしまったのでしょう?
前はあったはずなのに??

開場時間はもう目の前。さあ、こまりはてました。
このままでは 
国境なき子どもたち動報告会』 になってしまいます。

この日のためにレポーターたちが一生懸命発表の準備を
しているのに、こんなことでは申し訳が立たない・・
と頭を抱えていると、
機転の利くJさんが名案を出してくれました。

結果は、、写真をご覧ください。

  
(写真)2006~2008年の友情のレポーターとして活動報告した5人、司会も先輩レポーターが務めます


ちなみに、「活」は未だに行方不明中ですが、
最近のKnK事務局は学生さんが多いからか
活気に満ちています。


国境なき子どもたちスタッフ 松浦(30代/♀)

渋谷さん、ごめん!
日付:2008-10-10 11:05:48 コメント(0) トラックバック(0) home

グローバルフェスタの会場で、いつもお世話になっている
写真家渋谷敦志さんとポストカードについて話をしていました。

(渋谷)「売れ行きどうですか?」(大阪弁)

(清水)「渋谷君のティモールのがよく売れてるよ」

(渋谷)「あんな感じのが受けるんですかね」

(清水)「昔は写真家さんに絵柄を選んでもらってたけど、
     最近はこっちで勝手に選んでるのがいいみたい。
     今度はポストカードで売れそうな写真も撮ってくださいね」

(渋谷)「そうですね。あのときは『これだ!』思ったものでも
     今見るとまた違ってみえますわ」

(清水)「そういえば、昨日、知花くららさんがいらして、
     ポストカードを買って行ったよ」

渋谷さんは身を乗り出して、
    「何買って行かれはった?」

(清水)「パキスタン」

(渋谷)「…」

(清水)「…」

パキスタンのポストカードは、谷本美加さんの作品だったのです…。

しょうがないよね。

国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)

美しい方が手にしたものは・・・
日付:2008-10-09 17:53:57 コメント(0) トラックバック(0) home

先週末は日比谷公園でグローバルフェスタが開催されました。
KnKで働くようになった2003年から毎年参加しておりますが
年々参加団体も増え、規模が大きくなってきたようです。

それは二日目、日曜日のことでした。

KnKブースの前でパンフレットを配布していたところ、
テレビの撮影クルーが、隣でもなく、向かいのブースでもなく
なぜかKnKのテントに向けてカメラをセッティングしているのです。

(取材の話なんてあったっけ・・?)

と考える間もなく、向こうから知花くららさんがKnKのブースに
近づいてくるではないですか!

知花さんといえば、ミス・ユニバース2006年の日本代表であり、
同年世界大会2位に輝いた方、
いわゆる、とてつもなく美しい方です。

その彼女が、関心を持ってくださったのか、はたまた最初から
決められていたのか、KnKのブースの前で立ち止まりました。

(はれ~、美しい・・)

と思って見ておりましたら、ブースの中から、同じく広報担当の
S氏が活動報告書を渡せっ!という素振りをしたので、慌てて
お渡ししました。

「どんな活動をされているのですか?」

と聞かれたので、

「アジアのストリートチルドレンや人身売買の被害に遭った子ども、
大規模自然災害で被災した子どもなどに自立支援、教育支援などを
行っています。(緊張)」

と答えつつ、知花さんが机の上にたくさん並べてあるポストカードに
興味を示されていたので、

「写真の伝える力は強いので、毎年写真展を開催しています。
その作品をポストカードにして、売り上げを現地の子どもたちに
還元しているんですよ。」

と、調子にのってセールストークをしてみました。
(この間も、ずっとカメラが向けられています)

ポストカードをいくつか手にとって眺めていた知花さんは、
くるっとディレクターさんの方を向くと、

「私、本気でお買い物していいですか?」

とお聞きになりました。

そして、マネージャーさんらしき方からお財布を受け取り、
KnKのポストカードをご購入くださったのです!

それは、2005年10月に起きた大地震で(ちょうど3年前になりますね)
住む家を失い、テントの中で毛布にくるまりながら勉強をしている
パキスタンの男の子を写したポストカードでした。

あの大地震から3年が経ち、テロなどの不穏なニュースが目立つ
ようになったパキスタンですが、KnKが支援している子どもたちは
地震で失った生活や子どもらしい時間を少しずつ取り戻し、
将来のために勉強に励んでいます。

パキスタン
の子どもたちのことを想って嬉しくなり、
疲れもどこかに飛んでいった日曜日の午後でした。

国境なき子どもたちスタッフ 松浦(30代/♀)


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