先日、KnK東京事務局に1通の郵便が届きました。
それは、ある小学生からのお手紙と一冊の手作り絵本でした。
今回はそれを紹介したいと思います。
『今を生きる子どもたち~世界の子どもからのメッセージ~』
必ず一度は聞いたことがある、ストリートチルドレン。
今も苦しんでいる子どもたち。
想像できないかもしれませんが、
世界ではこんなことが起こっているのです。
今回は、
ストリートチルドレンのバズくんのお話です・・・。
ぼくの名前はバズ。12才です。
ぼくは世けんで
『ストリートチルドレン』
って言われてる。
栄養失調のせいなのか、かみの毛が白ちゃけています。
食料だって少ないし、家はないから路上で生活しています。
働いたり、歩きまわったりの毎日です。
みなさんに、少しでも、ぼくらのことが伝われば良いなと思います・・・。
みなさんは、『明日のご飯はなんだろう?』とか言いませんか?
でも、ぼくたちストリートチルドレンにとっては、
『明日も食べれるといいな』なのです。
言葉は似ているけれど、意味は全然ちがいますよね・・・。
ぼくだって、生まれた時からストリートチルドレンじゃないんだ。
ぼくの家は、けっこう貧しくて、
毎日苦しい生活を続けていたんだ。
でね、ある日、ぼくは
『トラフィックトチルドレン』になったんだ。分かりますか?
トラフィックトチルドレンっていうのは、
人身売買された子どもたちのことを言うんだ。
つまりぼくは、親にお金で(売られて)捨てられたっていうこと。
ぼくを売ったことで、親は少しは良い暮らしになったんだと思うな。
ぼくは悲しかったけどね。
でも親に言うと、絶対困らせちゃうと思ったからだまってた。
トラフィックトチルドレンになってから、ぼくは働きに出された。本当。
確か5~7才くらいの間。でもその仕事っていうのが、
まやく売買やスリ、売春だったりしたんだ。
他にもいろんな悪い事やらされたなぁ・・・。
それでね、やっぱりたえられなくって、
ストリートチルドレンになっちゃった。
でも今だって、汗だくで頑張ってる。
観光客にパラソルをさす仕事とかしてるんだ。
暑いしパラソルは重いから大変。
他にもパーキングで車を見張ってる仕事とかしてるんだ。
前より良い仕事につけたけど、子どもが働くって、
とっても辛くて、大変なことなんだ・・・。
手が・・・なくなっちゃった・・・。
寝るところがなくて、線路で寝てたんだけど・・・
ふまれちゃったみたい。
ぼくのように、線路で寝ててふまれてしまったという
ストリートチルドレンの子どもたちは少なくありません。
家もないのでこのようなとこがひんぱんにおこっているのです。
4.勉強大好き!
これ、ぼくの教科書だよ!
これ、日本でいうと(小学)2年生の問題なんだってね。
ハハ、はずかしいな・・・。
勉強はめったにできないけれど、
ぼくね、オートバイの修理屋さんになりたいんだ。
早く一人前になりたい。だから、勉強したい。
勉強って、すっごく楽しい。もっともっと勉強したいなっ!
毎日、勉強できたらいいのにね。
5.最後に・・・。
少ししか話せなかったけれど、みんなにストリートチルドレンのこと、
少し分かってもらえた気がする。
毎日が、生きるか死ぬかのサバイバルとも言えるでしょう?
ぼくの場合、親もいないし食料だって少ない。
ね、平和とは言えないでしょう?
だからそのことを、みんなに分かってほしい。
ぼくの話はこれでおしまいです。
~作者より~
このお話は、ノンフィクションです。
世界で本当にこんなことがおこっているんだと思うと、
私は何かしなければという気持ちでいっぱいになりました。
この本を読んでくれたみなさんにも、
そんな気持ちが生まれてくれれば嬉しいです。
絵本を作るというのは難しいし大変だったけれど、
一生懸命、作ったので、自分としては満足のいく仕上がりになりました。
世界の子どもたちにたくさんの幸せが訪れますように・・・。
ぜひ、友情の5円玉キャンペーンにもご参加下さい!
最近のコメント