KnK-Staff


国境なき子どもたち事務局スタッフがお届けします

2007年9月

秋といえば・・・
日付:2007-09-26 19:13:03 コメント(0) トラックバック(0) home

ようやく2007年ということにも慣れてきた
今日この頃ですが、気が付けば2007年も
残すところあと3ヶ月少しとなります。
まだまだ暑い日々が続いていると思って
いましたが、風も涼しく急に「秋」を
感じるようになりました。

「秋」と言えば、KnKではイベントの秋です。
9月から11月にかけては、学園祭シーズンと
いうこともあり、イベントが目白押しです。

KnKでは、広島での写真展
ラストフロンティア~東ティモールの光と影~が
大盛況のうちに幕を閉じ、今は10/6(土)・7(日)に
日比谷公園で毎年行われる国際協力の大イベント
『グローバルフェスタJAPAN2007』の準備に
追われています。

今年で17回目の開催となるこのイベントでは、
国際協力に携わる政府・国際機関、NGO団体、
約200団体が一同に会します。
昨年の来場者数は約7万人でした。
様々な参加型のイベント(メインステージでは、
眞鍋かをりさんや関口知宏さんのトークショーなどが
予定されています。)や、飲食テントでは
各国の料理が楽しめます。

 
(昨年の出展の様子)

国境なき子どもたちのテントでは、14時から
現地派遣ボランティアご希望の方への説明会を
行います。実際に現地で活動していたスタッフや
東京事務局のスタッフ、イベントボランティアさんの
生の話を聞けるチャンスです。


(昨年の出展の様子)

お時間のある方は、ぜひご来場下さい!!

国境なき子どもたち出展場所
グリーン・ファミリー/G―8
(入場無料)




・イベントの詳細はこちら
・グローバルフェスタ公式ホームページ

認定NPO法人を目指しています
日付:2007-09-25 20:17:30 コメント(0) トラックバック(0) home

認定NPO法人という仕組みをご存知でしょうか。
KnKは東京都に認証されたNPO法人ですが、まだ
認定NPO法人ではありません。

認定NPO法人として国税庁に認証されたら、
KnKへのご寄付が所得税の控除対象となります。
この件に関するお問い合わせは日々とても
多いのですが、残念ながらKnKはまだ、
この認定を受けていません。

しかし、現在の支援者の方々にサポートを継続して
いただき、さらに多くの方々からのご賛同を得るには
この認定を受けることは必須だと考えています。

日本国内で3万あまりのNPO法人のうち、
認定を受けているのはこの9月1日時点で70団体。

認定のハードルがどれほど高いか、
ご想像いただけるでしょうか。
しかし、審査が厳しい分だけ、認定が得られた際には
組織への信頼度も高まりますし、
支援者の方々にもメリットのある仕組みですので
一日も早く認定を得られるよう、準備を進めたいと
思います。

皆さん、応援してください!

国境なき子どもたちスタッフ J.K(30代/♀)
前回のブログ

競争ではなく協力
日付:2007-09-20 17:15:28 コメント(0) トラックバック(0) home

すみませんが、若干個人的な記録になります。
私は15年前から、国際協力・環境保全団体での
活動をしてきました。

一番初めの海外の仕事は、大学時代にかかわった、
仏領ポリネシアでのフランス核実験反対のための
平和行進の手伝いでした。今でも、すばらしい
タヒチの海と、明るい子どもの笑顔をよく覚えています。
一方で、タヒチにあるフランス核実験施設の
影響による放射線被害により、身体機能困難を
負う人々と赤ちゃんにも出会いました。

自国の安全強化のために、他国の無実の人たちを
傷つけても平気という例は、世界中にあり、
ニュースなどで何度も見聞きしていますが、
実際に手足が変形してしまった子どもと
悲しむ親に会いますと、本当に心が痛みました。

この痛みが、構造的暴力を減らすための活動に、
末永く関わろうという動機につながったように感じています。

大学を卒業してから、KnKや他の団体で
カンボジア・ラオス・タイ・パキスタンで
お仕事をする機会がありました。

概して感じたのは、現地にいる人々・子どもたちなど、
皆、昔からの在来の知恵を持ち、以前は生計維持の
ための農業・林業・商売等々をうまく実践していたのに、
どちらかというと政府の政策や南北の構造的な
経済格差等々の影響を大きく受けて、
生活が悪化しているような印象です。
たとえば政府が外貨獲得のために森林伐採し、
輸出したら、村人が食べていたきのこ類や、
保水豊かな土地がなくなってしまい、
村人が食糧不足に苦しむなど。

KnKで人身売買被害に遭った子どもを
支援していますが、これも北の国の人たちが
性的目的で、法律の不整備律な南の国で
子どもを買ったりするなど、やはり構造的
暴力のひとつのように感じます。

そのため、私はいつも自分の生活(北の国での
消費過多のライフスタイル等々)を批判的に
みるようにして、少しでも状況を改善できる
ように努力しようと思っています。
でも、実際に実践するのは、難しい限りなのですが。

インドのイギリスからの独立運動を、
非暴力の思想で実践したマハトマ・ガンジーは
とても面白く、国際開発に従事する者にとって
学びになるような言葉をたくさん残しているようです。
たとえば、「自分が何をすべきか迷ったときや、
自己中心的な気持ちにとらわれたときは、
心の中に貧しい人を思い浮かべ、自分が今迷って
いる事をやってみると、貧しい人たちが飢えから
解放されるだろうか?こうやって問いかけて、
貧しい人々の解放につながる行動をとれば、
きっと心の迷いはなくなって、あなたも楽になります」
「競争ではなく協力こそ人間本来の生き方である」などです。

子ども・若者のエンパワメントを支援する場合も、
「競争」ではなく「協力」の思想が大切だと感じます。
KnKの事業を通じて、いろんな国の子ども・若者が、
お互いに助け合ったり、学習したり、成長したり、
将来大人になってから、より良い社会を作るように、
協力する気持ちが育てられたらいいのでは
ないかといつも思っています。

個人的な感想ばかりの記録で恐縮ですが、
最後に、どうぞ今後も子どもたちの幸せと協力の
気持ちを育てられるように、皆様のあたたかい
KnKの活動へのご支援を、よろしくお願い申し上げます。

国境なき子どもたちスタッフ おだち(30代/♀)


ご関心のある方:
ガンジーの言葉集:http://www.mkgandhi.org/index.htm
チェンバースのアイディア集:http://www.ids.ac.uk/ids/bookshop/wp/wp238.pdf

カンボジアの貧しい子どもたち
日付:2007-09-12 17:27:08 コメント(0) トラックバック(0) home

この夏はレポと一緒にカンボジアに行った。
出張でいろいろな国に行く機会があるが、
カンボジアは貧しい国だとつくづく感じる。
観光客が増え活気が出てきたとはいえ、
物売りや物乞いをして生活する子どもは絶えない。

僕が日本の中学生や高校生に現地の話を
するときにする決まってする質問がある。
「もし、子どもがお金をくれと言ってきたら、
あなたならどうしますか?」

日本の子どもたちの答えは二つに分かれる。
1「あげる」
2「あげない」

「あげない」と答えた子どもの理由はこうだ。
『あげる人がいるから物乞いの数が減らない。
誰もあげなかったら物乞いの子はいなくなる』、
『一度あげるとたくさんやってきてきりがない』など。
「あげる」の理由は、『かわいそうだから』、
『黙って見てられないから』など。

僕はいつも「あげて」しまう。
でもその理由はかわいそうだからではない。
カンボジアの子どもはとても純粋で、お金を
あげたり物を買ってあげると、それはとても
喜んでくれる。そのときにクメール語で
話しかけるとさらにうれしそうな顔をしてくれる。

あまり気前を良くしていると、子どもたちの間で
「あの人は情に弱い」とマークを付けられ、
いつも何人かが付いてくるようになる。
彼らのいいところは、お金をあげたときに、
「もっとくれ」とアピールしないところだ。
もらったら喜んでいなくなる。しつこくないので、
こちらも気分が良く、またあげたくなってしまうのだ。

先日、数人の子どもたちにジュースとお菓子を
買ってあげた。そうしたら、店に何人も集まって
きてしまい、「私もいい?」と遠慮がちに聞いてくる。
「あの子はよくて、この子はダメ」と言うわけにも
いかないので、その場にいる子たち全員に買って
あげる羽目になった。そうしたら、最後に手を
合わせて「ありがとう」と丁寧にお礼を言ってくれた。
ここまで感謝されるのは珍しい。
本当にうれしかったんだな。

その店では結局10人くらいの子どもに買って
あげたことになり、金額として2000円ほど。
そして帰り道にも同じ店でつかまり、違う子たちに
買ってあげる羽目に…。キリがないといえば
キリはないが、それでもたかが数千円。
こちらまで心が洗われる感じがしてなぜか快い。
僕はエステなど行かないが、こうしたものに
高いお金を払うよりもずっと安く癒される。

もちろん、一番喜んでいたのは店の主人だったに違いない。


(写真左)雨の中、本を売り歩く子どもたち
(写真右)雨にぬれた服を絞る少女たち


 
(写真左)つかの間の雨宿り
(写真右)雨にぬれて服もずぶぬれ

 
(写真左)かごに本をたくさん入れて歩き回るので体力的にもしんどい
(写真右)観光客がお金を恵んでくれることを期待して待つ、子連れの少女


(写真)笑顔が素敵な子どもたち

国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)
前回のブログ

ジャワ島中部地震被災地支援活動に関する報告会
日付:2007-09-11 19:09:47 コメント(2) トラックバック(0) home

2007年9月5日、
東京の千代田区にある経団連会館で、
「ジャワ島中部地震被災地支援活動に関する報告会」が、
NGOや日本経団連に加盟している企業の
方々が多く参加される中で行われました。


国境なき子どもたち(KnK)は、
ジャパン・プラットフォーム*を通じた
経済界からの支援を受けてジャワ島中部地震の
被災地に対する支援活動を実施した団体を
代表して、他2団体と共に参加をして参りました。

KnKは、ジャワ島中部地震で震災した地域の中でも、
特に甚大な被害が出たバントゥル県の4村における
支援活動について事業報告を行いました。
被災した子どもたち計400名を対象として
運営したチルドレンセンターにおける心理ケアや
教育支援活動の概要、震災のショックから
回復していく子どもたちの様子、現地の
ガジャマダ大学と連携して行った心理アセスメントの結果、
地域住民からの感謝の声を含む事業成果等について、
KnKの事務局スタッフがスライドを用いながら
説明を行い、会場からも好評を得ることができました。


今回の報告会に参加したことで、企業や団体や
個人の方々の大きな支援があってこそ、
各団体の特色を生かした現地における活動が
成り立ち、震災や紛争等で援助を必要と
している人々の役に立っているのだと事実を、
身を以って再認識してきました。
 
KnKのジャワ島中部地震被災地支援活動に
対しまして、ご支援を下さった皆様に対しまして、
改めて心からの感謝を申し上げます。
大変にありがとうございました。
皆様からの深いご理解と大きなご支援を
どこまでも真摯に受け止め、今後もさらに
充実した支援活動を行っていくことに尽力して参ります。

* NGO、経済界、政府、メディア等が対等な
パートナーシップの下で、自然災害や国内外の
緊急援助及び復興支援に対応するための
システムを備えた国際人道支援機関。

国境なき子どもたちスタッフ 栗林(20代/♂)
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