先週のお盆休みを利用して、カンボジアは
バッタンバンからはるばるやってきた
サーカス学校ファー・ポンルー・セルパク(PPS)の
公演”ストリートギャングたちの休日”を
見に行った。
バッタンバンはKnKがプロジェクト
「若者の家」を2000年より運営している田舎町、
そして私が3年近くボランティアとして働いた町だ。
サーカスといっても空中ブランコや一輪車が
登場するわけではなく、アクロバット的な
妙技と伝統楽器による音楽を散りばめた
ストーリー性のある舞台が、意外で面白かった。
何よりも、元ストリートチルドレンや極貧の
家庭出身のあのバッタンバンの青年たちが、
チームワークを持って見事に演じ、観客の
笑いまでとっている姿は圧巻で、驚きと
嬉しさがこみ上げた私は始めの10分間程
ボロボロと泣きが入ってしまった。
そしてそのあとに自己嫌悪に襲われた。
センチメンタルになっている自分が滑稽で
恥ずかしかった。
結局カンボジアで自分がやってきたことは、
あとで感傷に浸るためだけの自己満足な
活動に過ぎなかったのかもしれない。
開発や人道支援に関わる人たちの
モチベーションは様々だと思うが、真摯に
現地の子ども、人々のことを思い量って、
その思いを邪念なく実践している人が
どれだけいるのだろうか。
と、首をかしげてしまうが、実はこれが結構いる。
初心忘れるべからず。これを通すことは
実際非常に難しい。
でもこの「初心」にはステップがあっても
良いし、道を外れさえしなければ、
軌道修正さえあり得ると思う。
そんなふうに自分を慰めつつ、私事ですが
来月から産休に入らせていただきます。
これを機に、初心に立ち返り、おセンチに
終始しない仕事ができるよう、自分を
たたき直してきたいと思います。
最近のコメント