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国境なき子どもたち事務局スタッフがお届けします

2007年7月

出発前夜
日付:2007-07-23 18:46:39 コメント(0) トラックバック(0) home

いつも海外に行く時、特に出発の前夜など、
なぜか気分が高揚してしまいます。
これは最近始まったことではなく、自らの
海外旅行歴が始まった大学学部生の頃から
変わることなく、いつも同じように気分が
落ち着かなくなってしまいます。

なぜなんだろう、と時々考えます。

遠くに行けるから?
非日常で未知の世界が待っている(かもしれない)から?
空港の雰囲気が好きだから?
不思議なモノが食べられるから?

それとも、現実から逃げ出してしまいたいから?

これらは全部、自分に当てはまるような気がします。
(特に一番最後(笑))

でも…同じように感じる方も多いのでは
ないでしょうか???

明日、ヨルダンに出発します。

でも今回は、というか今回も、決して現実逃避の
ためにではなく(再笑)、仕事をしに行って参ります。

こことはまるで違う現実を見るために。

中東に行くのは初めてです。一体どんな所なんだろう、
とガイドブックを見ながら思いを馳せています。

そして今は、今の自分にできることを、
しっかりとやって来たいと思っています。

(次回に続く)

国境なき子どもたちスタッフ M(30代/♂)
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あと31日
日付:2007-07-18 16:10:42 コメント(0) トラックバック(0) home

久しぶりにブログを書きます。

2007年夏休み友情のレポーターカンボジア取材に
旅立つまで、あと31日となりました。

私も今年のレポーターの引率をすることになりました。

私にとっては、大変なことです。一大事です。


今年のレポーターたちからも準備状況や心境などを
ブログという形で思い思いに書いてもらいたいと
思っています。

乞うご期待下さい。

もう少しお待ち下さいね。

笑顔は「しょこらーて」~東ティモールの小さな悲しみ~シリーズ④
日付:2007-07-06 13:40:59 コメント(0) トラックバック(0) home

~東ティモールの小さな悲しみ~シリーズ③はこちら

セルサは1年3ヶ月ぶりに実家に帰ってきた。
わずか一泊の滞在だったが親子水入らずで
過ごすことができた。

通訳の話だと、セルサの家の状況は
東ティモールでもひどい方だそうだ。
今どきあんな家に住んでいる人は少ないとか。


家の中にある釜戸でご飯を炊くセルサ

今日ディリに戻るセルサが少しでも
寂しさを紛らわすことができるように、
親子3人で記念写真を撮ってあげた。

すぐに写真を見せると普段しゃべれない
はずのお母さんが、

「ショコラーテ!」

と大きな声で叫び、恥ずかしそうに両手で
顔を覆ってはにかんだ。

「しょこらーて」って、チョコレート?
それともこっちの言葉?

なんのことかさっぱりわからんが、
お母さんの笑顔が素敵だったのは間違いない。

僕にできるのはこんなことくらい。



国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)
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「学費をどうすれば…」 ~東ティモールの小さな悲しみ~シリーズ③
日付:2007-07-04 18:29:48 コメント(3) トラックバック(0) home

~東ティモールの小さな悲しみ~シリーズ②はこちら

セルサが家に着いたとき、お父さんは畑へ、
お母さんは川へ洗濯に出かけていて留守
だった。この家には電話がないのでセルサが
この日に帰ってくることは誰も知らなかったのだ。

誰かが両親を呼びにやったらしく、そのうち
お父さんが登場した。東ティモールは
カトリックだからなのかは知らないが、
セルサは西洋人のように両方のほっぺたに
キスをし合って挨拶した。お父さんは僕の
通訳(男性)にも「ほっぺにチュウ」していた
のでおそらくこちらの習慣だろう。

お母さんは川からゆっくりと登場した。
病気で半身がけいれんしていて話すことも
うまくできないのだそうだ。


(母親との久しぶりの団欒)


一方、常にカメラ目線で陽気なお父さんは
耳が遠い。インタビューのとき、通訳の
質問をセルサがお父さんの耳元で大きな声で
繰り返した。お父さんは大きくうなずき、
こんなことを語ってくれた。

「私だけでは家族全員を養うことができ
ないから、セルサをディリの親戚の家に
預けた。苦渋の決断だった。でもセルサが
一生懸命勉強していい仕事を見つけることが
できれば家族が救われるんだ」

好き勝手な人生を送っている僕には耳に痛い。

昨年、4月に起きた騒乱から一時的にセルサは
両親の元に避難してきた。しかし、経済的な
事情で、セルサはまたすぐにディリの避難民
キャンプに移らなければならなくなったそうだ。

「あの時は家族3人で泣いたよ」

セルサは大学進学を希望しているが、父親は
まだ学費の工面先を見つけてはいない。

国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)
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「バナナの木の向こうには」~東ティモールの小さな悲しみ~シリーズ②
日付:2007-07-02 19:21:10 コメント(0) トラックバック(0) home

~東ティモールの小さな悲しみ~シリーズ①はこちら

先週、道路が寸断されてしまい、少女、
セルサを両親の家に連れて行くことが
できず悲しい思いをさせてしまったので、
今週の土日を使って行くことにした。

前回のブログでは首都から120キロと書いたが、
実際に車を走らせて見ると200キロもあり、
6時間近くかかった。海沿いの山道をひたすら
走るのだが、自然がすばらしく6時間も長くは
感じなかった。青い空の下に緑の田んぼ、
そしてその向こうがまた真っ青な海。
そんな風景が続いたりする。

セルサは山道に酔い、6時間ずっと眠り続けていた。
もしかしたら夕べは楽しみで眠れなかったのかもしれない。

彼女の故郷の町に入り車を走らせていると、
セルサが「ここで止まって」と言う。

どうしたのか尋ねると、「ここから歩いていくの」と答えた。

ここから歩くって、道路が続いてるんだから
このまま車で行けばいいじゃん。と思ったら、
「ここから行くの」とジャングルを指差した。



よく見ると奥に家らしきものが見える。

「ああ、そういうことか」。

そう思い、ビデオカメラを片手に彼女に着いて
行った。すぐ着くかと思ったら、道なき道を
ひたすら歩き続けるそしてバナナの木が生い
茂るその向こうにセルサの家があった。

それは竹で作られたかやぶき屋根の手作りの家だった。



(家畜として飼われているベイブ)


国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)
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