KnK-Staff


国境なき子どもたち事務局スタッフがお届けします

2007年3月

「はとバス」ツアー3 浅草編
日付:2007-03-29 19:36:13 コメント(0) トラックバック(0) home

戦国時代に戻ってしまった僕の気持ちなど誰も気にとめることもなく、
「はとバス」は浅草へと向かう。(※)

やはりこの辺まで来ると風情が出てくる。人形屋や刃物屋など伝統的な
ものを扱う店が増えてきた。浅草寺の駐車場に止まるとガイドさんは、
「ここは30分しか時間がないので、ゆっくり買い物したい人は電車で
帰ってください。えへへ…、えへへ…」と言った。本当かどうか確認は
しなかったがそれもいいかもと思い、浅草でゆっくり観光し、
「はとバス」にはここで別れを告げた。

浅草寺の境内に入るとお決まりのおみくじがある。アグネスは「大吉」が
でた。ソフィアはなんと、「凶」だった。僕も初めて知ったが、凶などの
悪いくじが出た場合、そのくじはその場に結び付けて、悪い運も一緒に
寺に置いて帰るのだそうだ。凶なんって引いてしまったソフィアは不安そう
だったが僕の話を聞いて安心したらしく、喜んでくじを結び付けていた。

浅草寺といえば、あの煙。僕たちも煙を頭にかぶって健康を祈った。すると
ソフィアが「あの水は何?」と聞くのでそっちを見ると、なんとお清めの
水だった。「はとバス」は駐車場から入ったため、浅草寺に入る順番が逆に
なってしまったのだった。本当はお清めをしてからお賽銭をするのに…

しかし、運がいいことにお寺に着物を着ている若い女の子たちが来ていた。
日本の着物を近くで見せるチャンス。普段は知らない女性に声をかけることは
ないのだがここはソフィアとアグネスのためだ。声をかけると女性たちは
慣れているらしく、快く記念撮影に応じてくれた。なんでも着物の良さを
知ってもらうサークルの人たちだった。

人ごみであふれる仲見世をゆっくり通り、あげ饅頭をつまみながら雷門まで
来た。雷門の前では人力車のお兄さんたちが盛んに観光客に声をかけていた。
「これはいい」と思い、さっそく値段の交渉。もちろんまけてはくれなかった
が英語の話せるお兄さんを見つけてくれた。10分くらいのコースだが値段は
それほど安くはない。でもせっかくなのでここでケチっては男がすたる。
二人を人力車に乗せることにした。

今日は寒い。10分とはいえフィリピン出張から戻ってきたばかりの僕には
結構きつかった。待っている間、「ソフィアはカンボジア人だから人力車
なんて珍しくなかったかな?」などと考えみたりしたが、やはり雰囲気は絶対
違うはず。10分して戻ってきた二人はテンションが上がっている顔をして
いた。「よかった、よかった」。

普段、出張で海外に行くが観光などしたことはない。しかし出先で様々な人に
「お客」としてもてなされたり、親切にしてもらうことが多い。

少しは恩返しができただろうか。

※「はとバスツアー1 東京タワー編」はこちら
※「はとバスツアー2 皇居編」はこちら

国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)

「はとバス」ツアー2 皇居編
日付:2007-03-20 18:27:14 コメント(0) トラックバック(0) home

「国会議事堂は立ち寄るだけで止まりません」ガイドのおじさんが言うと、
観光客の一人が「National Diet Buildingとは何ですか」と質問した。
手元のパンフレットには写真が載っていたので、その英語は気づかなかった
が国会議事堂のことだ。たしかに「Diet」とは何だろう。僕の知っている
のはあの「ダイエット」だ。

議事堂は英語で「Parliament」のはずなのに。

ガイドのおじさんは「これは国会議事堂のことです。僕だったらパーラメント
と訳しますけどね。英語の知らない政治家が英語に訳したんです」。

さすがベテラン。

うまく切り返して笑いもとった。
もちろん「えへへ…、えへへ…」も忘れていない。

議事堂の前では「はとバス」は大きく旋回。写真を撮ろうとしている観光客は
バスが旋回するとともに議事堂も逃げていくのでうまく撮影できない。

お堀が見えてきた。
僕は戦国時代好きなのでお堀を見るとついつい、大阪の冬・夏の陣を思い
出してしまう。今となっては平和な日本もその昔は内紛に明け暮れていた
時代もある。しかし侍魂がもっとも色濃く出ていた時代でもある。僕も単純
なので、ガイドさんを無視して隣に座っているソフィアに、ついついお堀の
説明をしてしまう。「ここには昔、お城があってこの人工の川を造ることに
よって敵から城を守ったんだよ」

皇居に着いてから、ソフィアが門の脇にある小さな建物を指差して何かと
聞くので、待ってましたとばかりに「矢倉」の説明をしてしまう。「敵が攻めて
きたときに侍がここに立てこもって、小さい窓から鉄砲や矢を放って応戦した
んだよ」。自分の想いが先にたち、ついこんな説明をしてしまう。

ソフィアの頭にはどんな日本がインプットされてしまったのだろう…

※「はとバスツアー1 東京タワー編」はこちら

国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)

「はとバス」ツアー1 東京タワー編
日付:2007-03-19 18:20:09 コメント(0) トラックバック(0) home

今週は、カンボジアとフィリピンから現地責任者を招いて昨年の活動報告と
今後の方針などについての話し合いがある。その内容は置いておくとして、
昨日はカンボジアフィリピンから来た現地スタッフを東京観光に案内した。

小学生以来の「はとバス」ツアー。しかも東京観光。

我らが「はとバス」は浜松町を出発し、東京タワーを皮切りに国会議事堂、
皇居、浅草、そして銀座を巡る。東京に住んでいると、実は東京の名所に足を
運んだことがないことに気づく。

ガイドはおねえさんではなくおじさんだった。
客は外国人なので、英語はとてもよくできる方だが発音のほうは…。
でも、さすがにベテランらしく話は面白い。
自分で話したあとに「えへへへ…、えへへへ…」と笑うおじさんだ。
それがいかにも面白くほかのお客さんも笑っている。自分に笑う人がよく
いるが、そういう人は周りの人を明るくする。おじさんの笑いは少し
いやらしいが、彼もそんな人種の一人だった。うちのスタッフである

カンボジア人のソフィアは日本が初めてなので、おもしろガイドさんの説明の
合間に僕がつまらない説明で補足する。

たいして説明もできないまま、東京タワーに着いてしまった。
「浜松町からこんなに近いなんて。歩いた方が…」と思いつつ、ソフィアに
「ここが東京タワーだよ」と教えてあげた。
でもソフィアは「え?どこ?」と聞く。
それもそうだ、あまりにも近すぎて肝心のタワーはその足がかろうじて見える
だけで全体像は見えない。ガイドさんの話に夢中になり、東京タワーを遠く
から見そびれてしまったのだ。話がおもしろいのも問題かも。

入場券売り場は結構な行列だったが、さすが「はとバス」。
入場料はツアー代に含まれており、売り場はパスしてそのまま中へ。
しかしエレベーターの列はパスできず結局15分くらい並んだ。
こういうものに並ぶのもいい経験。

展望台に着くと360度東京が見渡せる。「あっちが事務所のある新宿で、
あっちがこれから行く浅草だよ」と説明する。
ソフィアは「メニービルディング!」とコンクリートジャングルに圧巻されて
いるようだ。フィリピン人のアグネスも「ビューティフル!」と喜んでいる。

実はこの東京タワー、僕は楽しみにしているものが設置してあるはずであった。
それは自分の生まれた年月を入力するとその当時の新聞がコピーされて出て
くるマシーン。二人をそっちのけで僕はそのマシーンを探し自分の順番を
待った。僕の前で操作をしている女の子はご両親の生まれた日の新聞を出して
いるらしい。「なかなか、親孝行だな」と感心しつつも結構時間がかかって
いる。自分がやっていると時間は気にならないのに不思議だ。

さて、自分の番が来てさっそく入力。そして料金を投入。「400円」。
ちょっと高い。ちなみに販売機のジュースは180円。しばらく待つと取り出し口
から新聞のコピーが出てきた。ザッと目を通してみたが、特に歴史的な事件は
起きていなかった。

「自分は何を期待していたんだろう?」と妙に不思議に思った。

東京というのは近代的なビルばかりだが、その中にも意外にお寺や神社が多い。
そして、そば屋など昔の家のつくりを残している店もビルの合間にしっかりと
日本を主張している。青島さんか、石原さんがやったのかわからないが、
「こぶし」並木の通りもあった。モクレンならともかくこぶしにとって東京の
空気は厳しいだろうなぁ。

余談だが、「こぶし」と「モクレン」の見分け方は花びらの硬さ。
花がしっかりしているのが「モクレン」で、ティッシュみたいにクシュッと
なっているのが「こぶし」。

次回に続く…

※「はとバスツアー2 皇居編」はこちら
※「はとバスツアー3 浅草編」はこちら


国境なき子どもたちスタッフ 清水(30代/♂)

力は継続なり。
日付:2007-03-16 20:59:51 コメント(0) トラックバック(0) home

継続は力なり。と人は言います。

この言葉を聞くと、なんとなく「力は継続なり」と思えて仕方がありません。

なんとなくですけど。

このブログは毎日更新を目標としています。

「継続」です。

私には継続力というものが備わっていません。

なので、継続は力・・・というよりもやはり力は継続なわけです。

あぁ、毎日更新するって、毎日続けるって本当に大変だな。と
最近特に感じます。

KnKで支援している子どもたちは、日々学び、働き、生きています。

生きるを継続するって意外と難しいことかもしれません。

私は一応日本で生まれ、日本で育っているのでそんなこと考えたことは
あまりないですが、KnK活動国の子どもたちを見ていると心底感じます。

子どもたちが生きていくには、継続が必要だ。って。

国境なき子どもたちアルバイト 足立(20代/♀)

下流の上なりのおしゃれ
日付:2007-03-14 18:30:32 コメント(0) トラックバック(0) home

週に1~2回、職場に行く前の小一時間を趣味と実益を兼ねたお教室に
費やしています。

以下はある朝の会話より。

『グッドモーニング! 元気?
  ところで君、今日は仕事が休みなのかい?』

『オハヨウございます。元気です。今日も仕事に行きますよ。』

『それにしては、とてもカジュアルな装いだね。』

『そうですか・・?』

『そうだよ、ボクたちはスーツを着てネクタイもしなきゃいけないからね。
 君のボスは君がそんな格好をしていても注意しないのかい?』

『ええ、彼は全く気にしませんよ。
(彼自身もよくジーンズをはいているしシャツはユニクロだし、700円の
赤いマフラーをしてる時もあるくらいですからね!)』

もちろん最後のカッコ内は心の中で言った言葉です。

ちなみにその日の私の服装は・・

①品がいいと思っている柄シャツ
②その上に白いコットンセーター
③破れていないジーンズ(妹のお古)
④茶色のダウンジャケット
⑤白いスニーカー

でした。
ついでに言うと

⑥ノーアクセサリー
⑦寝起きに薄化粧

でした。

だって特に来客もなく、企業やメディアにアポの無い日なんて
こんなもんで十分ですよねえ。

だけど、この日は職場でも服装について色々と言われたのも事実です。
「30過ぎたOLという自覚に欠ける服装」なのだとか。はあ。
「下流の上」なりにおしゃれに気を使っていたつもりだったのですが・・。

私がOLなのかどうかはともかく、、一方では着るものにも困る人々が
いるということを頭に置きつつ、これからもミニマムなおしゃれを追求して
いこうと思います。

国境なき子どもたちスタッフ 松浦(30代/♀)


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