アムネスティ・スタッフブログ


国際人権擁護団体アムネスティのイベント報告、アムネスティのニュース、
商品などの情報をいち早くお知らせします。

2007年6月

死刑で被害者の遺族は癒されない
日付:2007-06-29 20:56:26 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

またまた敏腕美人広報のyukieさんからの投稿です。
今日は、今週火曜日のイベントのご報告。

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「六本木ヒルズの界隈で、お酒を飲みながら、死刑について考える」
こんなアムネスティ的にもちょっとありえないようなイベントを
『私たちの幸せな時間』という韓流アイドルが出演するラブストー
リー映画の公開をきっかけに企画しました。
作家の雨宮処凛(かりん)さん、月刊「創」の編集長・篠田博之さん、
殺人事件被害者遺族の原田正治さんの3人をゲストに迎え、さて、
いったいどんな人が来てくれるのかと思ったら・・・。

ゴスロリ調の可愛いワンピースのお姉さん → 雨宮処凛さんのファン(?)
前のほうに座って熱心に聴いている中高年の方々 → 月刊「創」の愛読者(?)
お友だちと来てテーブル席でくつろいでいた若い女の子たち → 法学部の大学生(?)
仕事帰りに駆けつけた風の20~30代女性 → 原田さんのファン(?)

私のつたない分析によると以上のように分類されました。
ちなみに、お客さんとして来てくれたアムネスティの職員はほぼ
原田さんのファンでした。話題の映画を題材にはしたものの、映画
試写会ではないので、どれだけ普段アムネスティの死刑廃止活動に
関わっていない人が来てくれるのか不安でしたが、会場とゲストの
方のおかげでスタッフ含め約70名が参加し、平均年齢がおそらく他
のアムネスティのイベントより10歳は若いという結果に、自分に
甘い私としては80点をつけたいと思います(*^^*)



さて、肝心の内容についても一言。
弟さんを保険金目当てに殺された原田さんは、映画の中で、被害者
のお母さんが主人公に面会に来てののしりながら泣き崩れ、それでも
最後は「私が赦せるようになるまで生きていておくれ」とやさしく
声をかけるシーンを一番見て欲しいとのことでした。会場でも短い
時間このシーンを上映しました。
原田さんのこんな言葉がとても印象的でした。
「被害者はがけの下で死んでいて、その家族も一緒にがけ下に落と
されているようなもの。死刑は、がけの上でマスコミやその他の人
たちが高見の見物をしながら、加害者を突き落とそうとするような
もの。『これで満足だろう』といっているように感じる。被害者の
遺族は、加害者をがけ下に突き落とすことではなく、自分たちをが
けの上に引き上げてくれることを願っているが、それはなかなか
伝わらない」

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EYES ON DARFUR 「ダルフールを見守る目」
日付:2007-06-27 15:25:28 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

2007年6月6日、アムネスティ・インターナショナルUSAは一つのWEBサイトを立ち上げました。

http://www.eyesondarfur.org/



カルフォルニア大学バークレー校の協力のもと、 スーダン、ダルフール地方の危機的状況にある 12の村々の高解像度の衛星画像を定期的に掲載し、新た破壊活動が行われた形跡がないかを監視するプロジェクトです。

人びとの目から隠されているこの地球上の最悪の犯罪現場を、宇宙から世界中の目で監視しようとするものです。衛星画像は直径2フィート(60cm)の大きさの物体を見せることができ、村の破壊された小屋や集結する兵士、逃れる難民を見ることできます。

衛星画像を調べることによって、いろいろなことが分かります。
村の画像で円形の構造物のまわりに四角い囲いを見ることができますが、これは、小屋のまわりに囲いがある様子で、囲いの中には、生活のエリア、台所の設備、貯蔵庫、家畜のための空間などいくつかの構造物を持つ。この四角い囲いが消えていたら、それは攻撃が起こった印かもしれません。もしこの村が攻撃を受けたら、リング状の小屋の土台のみ残されて焼き落ちるので、衛星からもはっきりと見ることができるわけです。

GoogleEarthが国連環境計画(UNEP)と世界中で環境悪化が深刻な 100 の地域を時系列で示した画像の特集を組んだり、衛星写真の新しい利用法も大きく進化したようです。



「私たちは、ダルフール中のすべての村々をスーダン政府が守り、これらの村々が今日無事であること、明日もそしてこれからも無事であることを期待しています。」(アリエラ・ブラッター、アムネスティ米国支部の危機回避・危機対応センター所長)

遠く離れた日本からも、ダルフールの村で今何が起こっているのかを知り、監視をすることができるこのウェブサイトには期待したいと思います。

メイク・サム・ノイズ  ジョン・レノンで心を1つに
日付:2007-06-26 15:00:48 コメント(0) トラックバック(0) 雑記

アムネスティとのコラボレーションCD「Make some noise:Save Darfur」
明日発売します!
有名なミュージシャンが、あのジョン・レノンの曲をカヴァーしているのです。
オノ・ヨーコさんが、アムネスティのためにジョンの曲を提供してくださって、
多くのミュージシャンが人権、とくにスーダン・ダルフールで起きている重大な
人権侵害に気持ちをひとつにして、実現しました。



今日、一足先に、事務所で聞いてみました!
はっきり言って、あまり期待してなかったのですが(
職員なのに。すみません~!)、すごくよかったです。自分でも買います宣言。
私があらかじめ知っていたミュージシャンは、R.E.M.、U2、エアロスミス、
レニー・クラヴィッツ、デュラン・デュラン、a~haくらいで
(年齢がばれる・・・)、最近の方は名前くらいしか知らなくて。

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アムネスティ・幽霊ブログスタッフの復帰
日付:2007-06-22 21:03:38 コメント(0) トラックバック(0) 雑記

6月は、アムネスティはイベントが目白押し。
事務所もなんだかずっとばたばたとしております。

そんな中、イベントとは直接関わりの少ない出版担当は、
地味で長い仕事がひと段落。やっとブログ書く余裕もできました。

ウェブサイトのお知らせですが、死刑制度に関するアンケート
行なっています。よくあるオンラインアンケートのように結果をすぐに
見ることがまだできないのですが、もう少しおまちください。
みなさま、ぜひ参加してくださいね。
   
もう1つは、 「人権擁護活動家を救え!」のアクションを実施中です!

ところで今日、こんなニュースが届きました。

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雨宮処凛さん登場!
日付:2007-06-22 00:19:45 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

敏腕美人広報のyukieさんから、来週のトークイベント「~映画『私たちの幸せな時間』から考える~罪をつぐなうとは何か」についての続報です。
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いよいよ来週の火曜日になりました。トークイベント「~映画『私たちの幸せな時間』から考える~罪をつぐなうとは何か」は、私が初めてプロデュースさせていただく死刑関連のイベントです。

不勉強ながらも、以前から本能的に「死刑はアカン!!」と思っていた私は、アムネスティの死刑廃止運動にかつてのような勢いを取り戻すために何かできないかと、ずっと頭を悩ませていました。そこへ降って沸いたのが、今回の映画『私たちの幸せな時間』が日本で公開されるという話でした。

韓国で超人気の若手俳優カン・ドンウォンが主人公の死刑囚を演じるこの映画は、日本では先ごろ蓮池薫さんの翻訳で原作本が出版され少し話題になりましたが、韓国では300万人を動員し、恋愛映画の興行記録を塗り替えた大ヒット作です。この機会に、死刑について多くの人にもっと知ってもらい、考えてもらうことができないかと、配給会社のデスペラードさんにご協力をお願いしたのでした。

さて、この映画を題材に死刑について語ってもらうには誰が適任か?
いつもアムネスティの活動に協力してくださっている死刑廃止論者の方ではなく、この映画をきっかけに死刑について考えてもらえる人にお願いしたい。でも、光市母子殺害事件の差戻し審が始まった影響もあり、世間ではこれまでになく死刑廃止運動に対する強い風当たり。こんなときにあえて火中の栗を拾ってくれる人がいるだろうか・・・。

などと悩みながらも私が白羽の矢を立てたのが雨宮処凛(あまみや・かりん)さんでした。ビッグ・イシューの連載を読んで、文章を書くだけでなく、ワーキング・プアの若者たちの権利を勝ち取るために、自らも街頭デモに参加していることを知って興味を持ち、その強烈な経歴や弱いものの立場に立って明確に主張する切れ味のよさ、そして何よりも「当事者性」にこだわりを持っているというところに強く惹かれました。

雨宮さんの主張する生存権は、弱い者を切り捨てる社会への挑戦という意味で、死刑廃止運動とつながると私は考えます。海外の統計では、経済的弱者が犯罪を犯す率が圧倒的に多いのですが、どんなにお金持ちでも社会的な地位がある人でも、犯罪を犯してしまえば世間から白い目で見られる弱者の仲間入りです。そんな人たちを、死刑によってただ抹殺してしまえいいのか? それで本当に安全は手に入るのか? 弱者を踏みつけにしないことで、少しでも犯罪を犯さなくてすむような社会を創ることはできないか? 

そして、そういうことに知恵を絞って犯罪抑止のために死刑を必要としない社会を創るか、それとも格差社会の中で犯罪と死刑のいたちごっこを続けるかは、実は私たち一人ひとりの選択にかかっているという「当事者性」をぜひ実感してもらいたい。

そんな願いをこめて、26日は、雨宮処凛さんと、宮崎勤など多くの死刑囚の取材経験をお持ちの篠田博之さん、殺人事件被害者遺族の原田正治さんの3人に、『私たちの幸せな時間』を題材に死刑について語っていただくトークイベントを行います。

また、当日は会場のみなさんからもご意見や質問を出していただき、一緒に死刑について考える機会にしたいと思います。死刑制度に賛成の方も、反対の方も、これから考えたいという方も、ぜひお越しください!

関連するおすすめの本:
「生きさせろ!-難民化する若者たち」雨宮処凛・著(太田出版)
「弟を殺した彼と、僕」原田正治・著(ポプラ社)
「夢のなか 連続幼女殺害事件被告の告白」宮崎勤・著(創出版)
「夢のなか、いまも 連続幼女殺害事件元被告の告白」宮崎勤・著(創出版)

映画『私たちの幸せな時間』オフィシャルサイト
http://www.shiawasenajikan.jp/ 





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