アムネスティ・スタッフブログ


国際人権擁護団体アムネスティのイベント報告、アムネスティのニュース、
商品などの情報をいち早くお知らせします。

2007年4月

英国のクルド難民 「セックス・トラフィック」3
日付:2007-04-27 19:46:34 コメント(0) トラックバック(0) 雑記

国を持たない世界最大の民族、クルド。
日本にも大勢のクルド人が難民として保護を求めてやってきています。

おとといから引き続きご紹介している英国のドラマ「セックス・トラ
フィック」では、「自由の声」という英国の人権団体が登場し、その元
職員(途中でクビになる)が主人公を助けます。この団体の活動の中で
いくつかのシーンにクルド人がでてきたので、本筋とは関係ないのです
がおもわず注目してしまいました。

   
(c)Channel Four Television Corporation 2004

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「自由の声」の職員ダニエルはクルド難民の支援にも熱心で、入管施設
内で邪険にされて「ケダモノ」とののしるクルド人の言葉を「あんたを
見てると弟を思い出すって」とうまく(?)訳して事なきを得たり、
パーティで女性を口説くときもついクルド語で「ノッシュ(乾杯)」と
言って相手に引かれています(^^;)。また、難しいケースだと分かって
いながら、助けを求めるクルド人が裁判で在留資格を得るために奔走
し、結局裁判の結果を待たずに本人が自殺するという悲劇にも会ってい
ます。

   
(c)Channel Four Television Corporation 2004

英国には難民や移民として移り住んだ後に経済的に成功し、巨額の資金
を投じてクルド語のテレビ放送局をつくろうとするなど祖国の民族独立
運動を支えている人たちもいます。

しかし、これらはほんの一部に過ぎず、過酷な旅路の果てに収容施設に
入れられ、人間らしい扱いをされていないクルド人が大勢います。「家
畜みたいにトラックの荷台に詰め込まれ、丸2日眠ることもできずに国
境を越えた」「入国管理官に見つかると、他の家族はみな射殺され、自
分だけが生き残った」など、作品に登場するクルド人のケースは決して
誇張されたものではありません。このような困難があることが分かって
いても、故郷を後にせざるを得ない現実があるのです。

英国では、2006年3月にできた移民・難民および国籍法によって難民条
約で保護されるべき難民が締め出されています。同年9月には32名のク
ルド人が身の安全が確保できないまま出身国イラクへと強制退去させら
れました。日本でも、トルコ出身のクルド人はいまだに一人も難民認定
を受けていません。

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このように、本筋とは関係のないところでも社会の断面をしっかりと切
り取っているこの作品は、何度繰り返してみてもそのたびに違う発見が
あり、劇場映画に引けをとらない奥の深い作品です。

この作品は2004年に英国のチャンネル4で放送され、英国アカデミー賞
TV部門で連続ドラマ作品賞など8部門を制覇し、英国テレビ界を席巻
した話題作です。ぜひご覧ください。

欧州の人身売買の闇にせまる英ドラマ「セックス・トラフィック」が
いよいよ29日からWOWOWにて放送


4月29日(日)22:30~前編、30日(月)22:00~後編
番組の紹介サイトはこちら↓
http://www.wowow.co.jp/drama/sex_traffic/

国連PKOと従軍慰安婦 「セックス・トラフィック」2
日付:2007-04-26 19:02:21 コメント(0) トラックバック(0) 雑記

アムネスティは2004年から国際的に展開している
STOP女性への暴力キャンペーン」の中で、
性的搾取目的の女性の人身売買を取り上げています。
日本では、2005年に刑法で人身売買罪が新設されましたが
世界でも有数の人身売買の受け入れ国として、日本の取り組みは
まだ不十分です。

また、日本軍の従軍慰安婦問題が米国議会でも取り上げられ、
日本政府が国としての責任を認めたがらず首相発言が二転三転
する様子を、世界は冷ややかに見つめています。

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(c)Channel Four Television Corporation 2004

きのうから引き続きご紹介している英国のドラマ「セックス・
トラフィック」では、ボスニアに駐留する国際平和維持連合本部の
隊員が、組織ぐるみで現地の人身売買に手を染めていました。
これは、多くの隊員が派遣先で買春行為をしていることも
示唆しています。

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経済移民か現代の奴隷か 「セックス・トラフィック」
日付:2007-04-25 21:30:30 コメント(0) トラックバック(0) 雑記



モルドバという国をご存知ですか?
人ロ430万ほどの旧ソ連の最西端に位置するこの小国では、国民の4
分の1近い約100万人が国外で働いています。
この国はまた、現代の奴隷制度ともいえる人身売買の有名な供給国で
す。

モルドバの若き姉妹が主人公となった英国のドラマ「セックス・トラ
フィック」がゴールデンウィークの29日(日)から2日間に渡り
放送されます。これに先立ち、このブログでは作品の見どころを3回
に渡り紹介いたします。

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(c)Channel Four Television Corporation 2004


作品中、エレナとヴァラ姉妹は故郷のモルドバから、ルーマニア、セ
ルビア、アルバニア、ボスニア、イタリアと売られていき、最後は英
国ロンドンにたどり着きます。

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ペルー:日本大使公邸人質事件から10年
日付:2007-04-23 18:51:55 コメント(0) トラックバック(0) 雑記

ペルーで起きた日本大使公邸人質事件。ペルー警察が
強行突入し、事件が「解決」してから、今日でちょうど
10年になります。

10年前の今日、1997年4月23日、ペルー治安部隊が、
公邸に強行突入し、人質1人とトゥパク・アマル革命
運動(MRTA)の14人全員、突入側の治安部隊の
隊員2人が死亡しました。

アムネスティは当時、MRTAによる人質行為について、
国際人道法上許されない行為であると非難し、人質
全員の安全な解放を求めました。

強行突入は、同事件発生以来、模索されていた平和
的解決の道を閉ざすものでした。アムネスティは、
この強行突入を非難し、ペルー政府に対して、殺害
事件について完全かつ独立した調査をおこなうよう
要求する声明を出しています。

ペルー:強行突入にともなう殺害を非難(97/04/24)
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/1997/apr/970405.htm
ペルー:人質行為と当局側の人権侵害(97/01/29)
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/1997/jan/970104.htm

当時アムネスティは、声明の中で、次のように訴えて
います。

「反政府勢力による人質行為などの人権侵害は、政府
当局が人権を侵害することを決して正当化しない。」


いま、この強行突入を指示したフジモリ・元ペルー大統領
は、大統領時代の人権侵害の責任を問われ、南米チリで
逮捕され、ペルー政府が提出した犯人引き渡し要請につい
て、チリ裁判所の決定を待つ日々です(現在は、保釈され
自宅待機)。

ペルー/チリ:裁かれるフジモリ。被害者の権利(2005年12月5日)
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=86

彼が関与したとされる人権侵害としては、1991年リマで起きた
バリオスアルトスでの15人の男女と子どもの虐殺と、1992年
ラ・カントゥータ大学における9人の学生と1人の教官の強制
失踪と殺害などが挙げられます。

どちらの事件も日本公邸人質事件とは直接の関係はありませ
ん。しかし、人質事件を力で解決しようとした彼の政権が、一体
ペルーに何をもたらしたのか、日本の私たちは立ち止まって
考えるべきではないでしょうか?

アムネスティは、声明の中で、次のように述べています。

「フジモリ政権下のペルーで行われた人権侵害は組織的なもの
で、免責が合法化されていた。これらの人権侵害事件の大規模
かつ組織的な性質は、人道に対する罪を構成する。すなわち、
私たち人類すべてに対する犯罪である。」

アースデーと、紛争ダイヤモンド!
日付:2007-04-20 20:09:58 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

明日、明後日、東京の代々木公園でアースデーが開催されます。
今年もまたアムネスティのブースも出展します。アースデーに
行ったら、ぜひアムネスティを見つけてくださいね!

場所は、イベント広場 NPOビレッジ 31番

今年のテーマは紛争ダイヤモンド 。
ボランティアのみなさんが、この日のために職人技を発揮しました。
できばえは、当日ご覧ください!
活気にあふれた総勢10名のメンバーが、紛争ダイヤモンドに関する
アンケートや、日本のダイヤモンド業界へのメッセージを集めます。
ぜひご協力ください!



紛争ダイヤモンドや、その他、紛争に関わる資源についてのパネル
展示もありますので、知っていただいて、これからの生活で
ちょっと考えたり、変わったりするきっかけにしてくださいね。

ブースでは、紛争ダイヤモンドを使わないブレスレットの販売
もやっています。

土曜日も日曜日も晴れますように!

アースデーのウェブサイトはこちら 





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