アムネスティ・スタッフブログ


国際人権擁護団体アムネスティのイベント報告、アムネスティのニュース、
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2007年3月

【報告】国連に関する日本政府と市民との対話
日付:2007-03-30 20:05:40 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

今月29日、第4回「国連改革に関するパブリック
フォーラム」が都内で開催され、アムネスティも
参加しました。今日は、その報告です。

いま、国際連合の機構は改革の最中にあります。

開発や軍縮、人権など、国連の活動は、非常に広い
分野に渡ります。そして、それを変えていくことは、
世界各地の人びとの生活に大きく影響する問題です。

特に、人権分野の改革では、人権理事会が設置され、
これまで培われてきた国連の人権を守る仕組みが、
根底から変えられようとしています。

しかし、改革の名の下に、人権が犠牲にされるような
ことがあってはなりません。

この国連改革に対しては、日本政府やNGOがともに、
さまざまな提案を行っています。特に日本政府は、
大きな影響力を世界の中でも持っています。

そこで、国連の政策に関わる外務省とNGOとが対話
する「パブリックフォーラム」という取り組みが開始され
ました。

第4回目を迎えた今回のフォーラムでは、
「開発」・「平和構築」・「軍縮」・「人権」の4つの分科会
が開かれました。それぞれの分科会では、外務省と
関連NGOや専門家が出席し、活発な議論が行われました。

アムネスティは、「軍縮」と「人権」の分科会に参加。この間
取り組んできた「通常兵器の貿易規制」や「フィリピンで
の政治的殺害」等の問題について、人権の視点から、日本
の外交政策に関する提言を行いました。

なお、こうした政府と市民との対話は今後も続けられていく
予定です。アムネスティも、国連の人権システムをより実効
性のあるものにすべく、提言を行っていく予定です。

*「国連改革に関するパブリックフォーラム」の、これまでの
対話の内容については、その要約が外務省のウェブサイトに
アップされています。ぜひご覧下さい。
・第一回パブリックフォーラムについて
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/public_g.html
・第二回パブリックフォーラムについて
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/public2_g.html
・第3回パブリックフォーラムについて
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/public3_g.html

アフリカの映画
日付:2007-03-29 17:06:25 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

今アムネスティ・インターナショナル日本がタイアップを進めている映画の多くがアフリカを舞台にしていることに気がついていますでしょうか。
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1020

「ブラッド・ダイヤモンド」はシエラレオネ、「ラスト・キング・オブ・スコットランド」はウガンダ、「ツォツィ」は南アフリカです。少し前に話題になった「ダーウィンの悪夢」はタンザニアでしたし、昨年のヒット作「ホテル・ルワンダ」はルワンダです。

アフリカを題材とした映画が増えているのは、アメリカ映画界のテーマ不足という指摘もあります。つまり純粋にヒューマニズムを訴えられるのはアフリカを舞台にするに限るということなのでしょうか。

でもこういった一連の映画が日本で公開されることになったのは、「ホテル・ルワンダ」の成功が大きかったと思います。ルワンダのジェノサイドを扱った重いテーマでも、十分に商業的にペイをするという実績は大きかったでしょう。

また、これらの映画がそれぞれアフリカロケをしているのも新しいです。
「ラスト・キング・オブ・スコットランド」はウガンダロケを敢行しましたが、エンテベ空港であのエンテベ事件のロケをすることで、歴史をダイナミックに再現しています。
「ブラッド・ダイヤモンド」はほぼ全編を通してアフリカで撮影されました。
シエラレオネでも撮影されましたが、まだインフラが整っていないため、南アフリカやモザンビークがロケ地となったそうです。混乱のフリータウンのシーンは、モザンビークのマプト市で撮影されたそうですが、臨場感あふれるものとなっています。
映画でも描かれたあのフリータウンの襲撃の時に、アムネスティ・インターナショナルのシエラレオネ支部の狭い事務所に、50人以上の市民が押しかけたという事実があったことを思い出しました。

アフリカにはなかなか旅行できませんが、こういった映画でアフリカを知るのはいかがでしょう。
少々重いテーマの映画達ですが。

フィリピン政治的殺害を止めるための進展とさらなるアクション
日付:2007-03-28 15:17:14 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

昨年から、ウェブサイトでみなさんに1クリックアクションをお願いしていた、フィリピンの政治的殺害の問題。みなさんや、他の国際社会の働きかけが、フィリピン政府を動かし、政府は国連の調査を受け入れ、政治的動機に基づいた暗殺を止めるための行動計画を発表しました。

しかし、5月14日の選挙を控え、さらに暗殺が増えることが心配されています。

アムネスティのウェブサイトでは、アロヨ大統領に対し、行動計画を実行し、政治的暗殺を止めるよう、新たな1クリック・アクションを呼びかけています。

また、日本政府に対し、5月の総選挙前に、暗殺の増加に対する懸念を表明するよう要請するための要請文のサンプルを掲載しています。こちらはメールで送信してください。

みなさん、ぜひアクションに参加、ご協力をお願いいたします!


「フィリピン 暗殺が止まらない」はこちら

「ツォツィ」ティーンエイジャー試写会!
日付:2007-03-27 17:33:42 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般


(C)Tsotsi Films(Pty)Ltd.2005

南アフリカのアパルトヘイトが廃止されて10年を超えましたが、今南アフリカのスラムを舞台にひとつの映画が公開されます。今も差別が残り、経済格差で苦しむ黒人たち。ひとりの不良少年が赤ん坊と出会ったことから、生きることの意味を知るストーリーです。
この映画のラストがいいです。

ネタバレをするわけにはいきませんが、この映画のラストの選択には、私は大賛成でした。
どうぞこの映画もひとりでも多く見て欲しいです。

なお、この映画は、昨年のアカデミー外国語映画賞受賞作。
また、10代向けの上映会のお知らせも届きました。
10代のみなさま、どうぞ足をお運びください。


『ツォツィ』ティーンエイジャー試写会ご招待!

アムネスティも後援している映画『ツォツィ』のティーンエイジャー試写会に計30名さまをご招待いたします。(上映前解説・上映後Q&A、ディスカッション付)

<上映会情報>
日程:4月7日(土)
開場:13:15 開演:13:30(16:15終了予定)
会場:スペースFS潮留(新橋)
主催:
 社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
 「ほっとけない 世界のまずしさ」
 国際ボランティアセンター(JVC)
協力:日活、インターフィルム

<応募条件>
応募の方は中学生以上から19歳までの10代の方に限ります。 中学生の応募は、必ず20歳以上の大人1名以上の同伴が必要です。
20歳以上の方は、中学生以上から19歳までの10代応募者の同伴者に限ります。
1通の応募で同伴者も含め、3名まで応募できます。

<応募方法>
応募者の氏名・年齢・職業・住所・連絡先お電話番号
同伴者(2名まで)の氏名・年齢
件名に『ツォツィ』試写会アムネスティ 係
を明記の上、tsotsijp@yahoo.co.jp までご応募ください。

『ツォツィ』
南アフリカ、ヨハネスブルクにある旧黒人居住区ソウェトの貧しいスラム街。そこにツォツィ(=“不良”“チンピラ”)と呼ばれるひとりの少年がいた。本名は誰も知らない。
カージャックや窃盗を繰り返し、暴力の中で無軌道な生活を送るツォツィ。しかし、強奪した車の中に赤ん坊を見つけた時、彼の運命は変わりはじめる・・・。

監督・脚本:ギャヴィン・フッド
出演:プレスリー・チュエニヤハエ、ZOLA、テリー・ペート
公式サイト: http://www.tsotsi-movie.com

~4月14日(土)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー~

<解説>
アパルトヘイトが終わった後も、エイズや貧困といった問題を抱える南アフリカ。『ツォツィ』は、その南アフリカのスラム街で必死に生き延びようとする一人の少年の姿を描き、最後には「生き直す」ことへの希望をメッセージする感動的な映画です。アフリカ映画初のアカデミー賞受賞はじめ、世界中で高く評価されているにも関わらず、各国で鑑賞に対する様々な制限をされています。そして日本の映倫規定では、世界の中で厳しい部類のR15という指定を受けました――。

そのため映画館では15歳未満(中学生)はご覧いただけません。しかし本当は登場人物と同じ10代にこそ見て欲しい映画です。そこで15歳以上の10代の方はもちろん、中学生の方も大人同伴でご入場できるティーンエイジャー試写会を開催します。R15指定映画には「青少年に害を与える映画」という印象もありますが、『ツォツィ』には生きる意味を見出せない若者たちへの力強いメッセージがあふれています。ぜひ10代の皆さんに、この映画のメッセージを受け止めて欲しいと思います。

アムネスティ映画コレクション 『ツォツィ』紹介ページ

クルド映画「わが故郷の歌」上映会を終えて
日付:2007-03-26 20:35:54 コメント(0) トラックバック(0) イベント一般

24日(土)、クルド文化交流会と映画上映会が埼玉県の川口市で開かれました。
午後2時から開かれた文化交流会には、約40名の参加者がありました。
はじめに、クルド人居住地域での取材を行なうなどクルドの文化や歴史にも詳しいノンフィクションライターの中島由佳利さんから、クルド人の抱える問題についてわかりやすくお話をしていただきました。
参加者には紅茶にも似たクルドのお茶とデーツや木の実を使ったお菓子がふるまわれ、休憩時間にはクルド人シェフが腕をふるったケバブサンドの販売もありました。
後半はクルド難民弁護団の大橋弁護士から、日本のクルド人難民の置かれている厳しい現状を中心に報告していただきました。トルコやイランから来ている難民申請中のクルド人参加者からのアピールもあり、みな熱心に話を聴いていました。

  

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